ニキビについて

そもそもニキビはどうしてできるの?私に合った対策方法って何?
一言に「ニキビ」といっても、原因や種類は様々。
ここではニキビに関するコラムをご紹介します。
ニキビについて学ぶことで自分に合った適切な予防法を知り、美肌をめざしましょう。

ニキビコラム一覧

ニキビが治りにくい箇所とは?

顔だけでなく、身体のあちこちにできるニキビ。中には一度できてしまうとなかなか消えてくれない部位や、繰り返し発生しやすい部位もあります。こちらでは、ニキビが治りにくい箇所と、その原因と対策についてご紹介しましょう。

ニキビにはなかなか治らない部位がある

ニキビができても「すぐに治るだろう」と放置していたら、意外と消えずに跡が残ってしまった…そんな経験はありませんか?身体の部位によっては、一度ニキビができるとなかなか治らず長引いてしまうことがあります。

それは、できる部位によってニキビの原因が異なるからです。部位ごとの原因に合わせたケアをしなければ、治らないばかりか色素沈着してしまったり、繰り返し発生しやすくなったりするでしょう。

ニキビがなかなか治らないと、気分も憂鬱になってしまいますよね。それではどんな部位のニキビが治りにくいのか、原因と対策方法も併せて見ていきましょう。

「思春期ニキビ」とも言われている
鼻やおでこなどTゾーンにできるニキビ

鼻筋やおでこなどいわゆる「Tゾーン」と呼ばれる部位は、皮脂の分泌量が多く、ニキビができやすく治りにくい場所です。特に13~18歳頃の思春期に皮脂の分泌量が急激に増えるため、Tゾーンにできるニキビは「思春期ニキビ」とも呼ばれています。

思春期にニキビがTゾーンにできるメカニズム

おでこや鼻は、もともと顔の中でも皮脂腺がとても多い部位。第二次成長期に入ると、成長ホルモンの分泌に伴って体内のホルモンバランスが変化していきます。

男子も女子も男性ホルモンの分泌量が増加し、皮脂腺が刺激されておでこや鼻の皮脂の分泌が活発になります。しかし急激に増加した皮脂量に毛穴が対応できず、うまく排出することができずに毛穴が詰まりがちに。すると皮脂が大好物なアクネ菌が増殖し、炎症を起こしてニキビとなってしまいます。そのため、Tゾーンは一度ニキビができてしまうと、なかなか治らずに炎症が悪化しやすいとされているのです。

炎症が進むと、肌の真皮層まで傷ついてしまうためキレイに治らなくなってしまいます。クレーターのような凹凸ができて、大人になっても跡が消えないことも。ニキビができてしまったら、悪化する前に早めにケアするようにしましょう。

皮脂の過剰分泌による毛穴の詰まりが原因なので、皮脂をキレイに取り除くことがポイントです。まずは洗顔方法を見直しましょう。

とはいえゴシゴシ洗いはNG。逆に刺激になって悪化してしまいます。手で肌を擦らないよう、優しく洗ってください。すすぎも丁寧に行いましょう。そしてしっかりと保湿し、肌の潤いをキープすることが大切です。皮膚が乾燥していると、体が肌を守ろうとして皮脂を余計に分泌させようとします。洗顔料によっては、保湿の役割を果たしてくれる製品もあるので、こうしたものを選ぶと手軽にニキビ予防ができるでしょう。

前髪が刺激になっておでこのニキビに発展するというケースや、メイクが鼻の毛穴に入り込んでニキビを発生させるケースも少なくありません。日頃から肌に負担をかけないよう心がけ、洗顔と保湿によって清潔な肌をキープしましょう。

生活習慣やホルモンバランスの乱れによってできてしまう
背中ニキビ

実は背中は、皮脂の分泌量が多く皮膚も厚いため、ニキビができやすく長期化しやすい部位。思春期の体の変化に伴う皮脂の過剰分泌と違い、背中のニキビは多くの場合、生活習慣の乱れによってホルモンバランスが崩れることが原因です。

ホルモンバランスが崩れてニキビになるメカニズム

仕事が忙しくてなかなか睡眠時間が確保できない、つい偏った食生活になってしまう、ストレスが溜まっている…これらはすべて自律神経を乱す要因です。

自律神経が乱れると、交感神経が活発になって男性ホルモンが多く分泌されます。男性ホルモンは皮脂腺を刺激する作用があるため、特に皮脂腺の多い肩甲骨周辺の皮脂が過剰に。背中は皮膚が厚いため、皮脂が毛穴に詰まりやすくなります。そこにアクネ菌などの細菌が繁殖し、ニキビができるというわけです。

また背中はお風呂でも洗いにくく、充分に皮脂や汚れが落としにくいという点も、背中ニキビが治りにくいとされる理由のひとつです。

背中ニキビを改善するには、まずは生活習慣を見直すことが大切です。なるべく規則正しい生活を心がけ、ホルモンバランスを整えてください。睡眠時間を充分に確保し、ストレスはこまめに発散すると良いでしょう。食事では炭水化物や動物性脂肪ばかり摂取せず、皮脂の過剰分泌を抑えるビタミンB群や肌の新陳代謝を促すビタミンA、Cを積極的に摂ることをおすすめします。

「ニキビが治らない」と悩んでいる方は、その根本的な原因を解決できていないのかもしれません。今回ご紹介した内容を参考に、部位に合わせたケア方法を行ってみてください。どうしても改善しない場合は、皮膚科に相談してみるのもひとつの方法です。