ニキビについて

そもそもニキビはどうしてできるの?私に合った対策方法って何?
一言に「ニキビ」といっても、原因や種類は様々。
ここではニキビに関するコラムをご紹介します。
ニキビについて学ぶことで自分に合った適切な予防法を知り、美肌をめざしましょう。

ニキビコラム一覧

ニキビを潰すとどうなる?

つい潰したくなってしまう、ポツンと盛り上がったニキビ。世間では「ニキビを潰してはダメ」「いやニキビは潰してもいい」と様々な情報が飛び交っており、どうしたら良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。では実際にニキビを潰すとどうなるのでしょうか。

ニキビができるとどうしても気になってしまう

基本的に、ニキビはなるべく触らないのが鉄則とされています。汚れた手で触ったり刺激を与えたりすると、余計に炎症が悪化してしまうためです。

しかしポツンとできたニキビは、どうしても気になってしまいますよね。無意識に触っているうちにうっかり潰してしまった…という方も少なくありません。むしろ白く盛り上がっているニキビは、潰して中身を出してしまった方が早く治るような気がするという方もいるようです。

このように軽度のうちに潰してしまった方が、悪化を防ぐために良いとする説もあります。実際のところ、ニキビは潰しても良いのでしょうか。

白ニキビは潰してもいいの?

そもそもニキビは、炎症の進み具合に応じて白ニキビ→黒ニキビ→赤ニキビ→黄ニキビと呼び名が変わっていきます。それぞれ以下のような症状です。

・「白ニキビ」は毛穴が塞がって皮脂が詰まり、盛り上がっている状態
・「黒ニキビ」は白ニキビが酸化し、毛穴から見える部分が黒ずんでいる状態
・「赤ニキビ」は皮脂をエサとするニキビ菌によって炎症が起こっている状態
・「黄ニキビ」は炎症が悪化し、化膿している状態

潰して良いとされる説があるのは、このうちの「白ニキビ」です。白ニキビは角栓(コメド)によって皮脂が毛穴に溜まっているだけの状態であり、まだ内部で炎症が起こっていません。この段階でスムーズに皮脂を排出することができれば、悪化させずにキレイに治すことも可能といわれており、なかには自分で白ニキビを潰しているという方もいるでしょう。しかし、白ニキビならば潰しても大丈夫というのは果たして本当なのでしょうか?

結論からいうと、白ニキビといえどニキビを自分で潰すのは避けたほうがいいでしょう。ニキビを潰すことは、肌を傷つけることに繋がります。特に、爪やピンセットで無理矢理潰すのは厳禁です。爪やピンセットは皮脂のみを取り除くには大きすぎて、ニキビだけでなく周囲の皮膚まで傷つけたり必要以上に深くえぐってしまったりします。すると傷口に雑菌が侵入して炎症を悪化させたり、クレーター状のニキビ跡になったりするかもしれません。

自分でニキビを潰して失敗し、余計に悪化させてしまうケースも少なくありません。気になる場合は自分で対処せず皮膚科を受診し、医師の判断のもと適切な治療を受けてください。

むやみにニキビを潰すと炎症を起こし跡になる事も

前述のとおり、白ニキビだからといって自己流で潰そうとしてしまうと、さまざまなリスクが伴います。頻繁に潰したり、無理矢理潰して強い刺激を与えてしまったりすると、皮膚を傷つけて炎症を起こすだけでなく、毛穴を広げる原因にもなるでしょう。毛穴が広がると皮脂が溜まりやすくなるため、またニキビができるという悪循環に。見た目にも穴が開いたような跡が残りやすくなります。

また、「赤ニキビ」「黄ニキビ」に関しては白ニキビ以上に気を付けなくてはなりません。これらは既に炎症を起こしているニキビです。潰してしまうと傷口から雑菌が入り、炎症が余計にひどくなってしまう可能性があります。

赤ニキビの場合、潰すことで活発になっているニキビ菌があふれ出てしまい、周囲の健康な肌にまでニキビが発生してしまうことがあります。また肌内部で組織が破壊されている時に、さらに刺激を与えることで肌の真皮層にまでダメージが広がり、クレーター状の跡になってしまうことも。

黄ニキビの場合は膿を持っているため白ニキビと勘違いされることもありますが、これらは全く違うものなので注意しましょう。白ニキビが単なる皮脂であることに対し、黄ニキビの膿は白血球と細菌が戦った残骸です。この時に無理矢理膿を出すと、クレーター状の跡が残ったり茶色く色素沈着してしまったりします。

特に赤ニキビ・黄ニキビの場合は、たとえ潰すことで一時的に盛り上がりが落ち着いて平らになったとしても、肌の中身は大きなダメージを受けているのです。炎症が進んでしまったら無理に潰さず、ニキビ周りを清潔にすることを第一に、皮膚科を受診して適切な処置を受けると良いでしょう。

ニキビを自分で潰すことは避けた方が無難です。「潰しても良い」と言われる白ニキビに関しても、自己流で行うにはリスクがあるため皮膚科で対処してもらうようにしてください。そして、一番大切なのは、ニキビができないような健康的な肌にすることです。そもそもニキビができなければ、潰してしまいたくなることもありません。日頃から洗顔や保湿に力を入れ、ニキビができにくいツヤツヤのお肌を手に入れましょう。