ニキビについて

そもそもニキビはどうしてできるの?私に合った対策方法って何?
一言に「ニキビ」といっても、原因や種類は様々。
ここではニキビに関するコラムをご紹介します。
ニキビについて学ぶことで自分に合った適切な予防法を知り、美肌をめざしましょう。

ニキビコラム一覧

汗とニキビの関係性

汗のメカニズムとニキビの原因

夏場やスポーツなどをするとき、たくさんかく「汗」。
この汗をかいた後にニキビができてしまい、「汗=ニキビの原因」と考えている人もいるのではないでしょうか。
しかし、実は汗自体がニキビの直接的な原因になることはないと言われています。
では汗をかいた際に何が原因でニキビが発生するのでしょうか?
まずは汗のメカニズムについてご説明します。

汗とはどういうもの?

皮膚には汗腺が存在しており、汗はこの器官から発生します。
汗腺の種類は、サラサラの汗を分泌するエクリン腺、脇や鼻周辺などに存在してタンパク質が混ざった汗を分泌するアポクリン腺の2つ。
これらの汗腺から分泌される汗は、いずれもかいた時点で皮脂や汚れ、老廃物を含んでいるわけではありません。
そのため、汗自体はベタつきなどの原因にはならず毛穴に詰まることもないのです。

汗とニキビはどんな関係があるのか

前述のように、汗をたくさんかいたからといって直接ニキビの原因にはなりません。
ニキビの原因として多いのは、皮脂や老廃物などが毛穴に詰まるというものです。
夏場は、暑さによって皮脂分泌が盛んになります。つまり、汗が直接ニキビの原因になるのではなく、汗と皮脂や老廃物が混ざり合うことでニキビを作り出してしまうのです。

特に、肌が乾燥しがちな人は注意が必要です。なぜなら、乾燥により皮膚が弾力をなくして固くなり毛穴が狭くなることで角質や老廃物が詰まりやすくなっているからです。その上、乾燥した皮膚を守ろうとする機能によって皮脂分泌がより盛んになってしまい、余計に毛穴を詰まらせるという悪循環で、ニキビができる肌環境になりやすいのです。

反対に、汗をたくさんかくことがニキビ予防になる可能性もあります。
汗をたくさんかくと毛穴の中の余分な皮脂や汚れなどを洗い流す効果が見込めるため、逆に毛穴をキレイな状態に保てる場合もあるというわけです。

夏のニキビは汗というより紫外線による原因が多い

ニキビができやすくなる大きな原因の1つに、紫外線の影響があります。

紫外線がニキビを作る原因

紫外線にはA波・B波の2種類があります。紫外線A波は真皮にあるコラーゲンやエラスチンといったうるおいを保つ組織にダメージを与え、紫外線B波は、表皮の組織にダメージを与えて皮膚のターンオーバーを乱すものです。
これらの紫外線の影響によって、皮膚はハリをなくして乾燥しやすい状態になります。
上述の通り、乾燥した皮膚は毛穴を狭め、その結果として汚れをためやすくなるのです。

さらに、ターンオーバーが乱れると角質や老廃物をうまく代謝しにくくなり、やはり毛穴に影響を与えます。そのうえ、紫外線によって刺激を受けた毛穴は炎症を起こしやすく、赤く腫れたニキビの原因にもなりうるのです。

紫外線の影響から肌を守るためには、日頃から紫外線対策を心がけることが大切です。
特に春から夏にかけては紫外線量が多くなるので、この時期にしっかりと対策を行っておきましょう。

有効な紫外線対策とは

紫外線の対処法として代表的なのは、やはり日やけ止めです。
日やけ止めのベタつきやニキビへの影響が気になる場合は、ベタつきの少ないサラッとしたタイプを選ぶ、ニキビができにくい処方(ノンコメドジェニックテスト済み)のものを選ぶとよいでしょう。

その他、紫外線をカットするグッズとして帽子や日傘なども併用したいところです。紫外線対策マスクも販売されていますから、活用してみてもいいかもしれません。

汗とニキビの直接的な関係はないが常に清潔にしておく事が大事

汗そのものにニキビの原因菌は存在しないことから、直接的な関係はないと言えます。
しかし、汗に皮脂や汚れなどが混ざった状態で長時間放置すると、ニキビの原因となりかねません。
汗をたくさんかくと毛穴の汚れを流してくれるためニキビによい場合もあると前述しましたが、夏場やスポーツをしたときには皮脂分泌も多くなるため、汗をかいたままの状態でずっと放置してしまうとその効果も期待できなくなります。

ニキビ予防のためには、肌を清潔な状態を保つことがとても大切です。
汗をたくさんかいたときは、こまめに拭き取る、あるいはシャワーなどで洗い流すように心がけましょう。