ニキビについて

そもそもニキビはどうしてできるの?私に合った対策方法って何?
一言に「ニキビ」といっても、原因や種類は様々。
ここではニキビに関するコラムをご紹介します。
ニキビについて学ぶことで自分に合った適切な予防法を知り、美肌をめざしましょう。

ニキビコラム一覧

最先端のLEDでニキビ対策ができる?

ニキビに効果があるといわれるLED

LEDといえば、照明器具などにおいて白熱電球に代わるものとして普及しているほか、ディスプレイのバックライトといった用途での使用が思い浮かぶと思います。
ではこのLEDが、ニキビ治療として注目され、実際に用いられているのはご存知でしょうか?

LEDがニキビを改善するメカニズムはまだ明らかになっていない部分もありますが、海外では数々の臨床データが収集されており、一定の効果があると見込まれています。
その仕組みは、LED照射による細胞の活性作用や殺菌作用によるものと考えられ、ニキビに限らず多くの疾患に効果があるのではないかと注目されているのです。

ただし、前述のとおり詳しいことはまだ解明されておらず、LED単独で治療に使うことは難しいと言えます。
そのため、ニキビ治療に使用する場合にも「メインの治療法の補助」として用いているのが現状です。

聞き慣れない療法かもしれませんが、LED照射によるニキビ治療にはメリットが存在します。
同時にデメリットも持ち合わせますが、以下でその両面を見ていきましょう。

メリット

LED照射によるメリットは、やはり皮膚への刺激が少ないことがあげられるでしょう。
既存のニキビ治療に用いられているレーザーでは、少なからず皮膚に影響を与える可能性があり、治療中に痛みや熱さを感じる場合もあります。
また、ピーリングでは、皮膚を刺激するうえに皮膚表面を削り取ってしまうことから、肌が刺激に弱くなり、肌荒れが起きやすくなったり、赤みが出たりすることも。
一方LEDの光は優しく、皮膚を焼く痛みや熱さを感じるリスクは減少します。

デメリット

前述でも触れたとおり、LEDによるニキビ治療の仕組みには解明されていない部分も多く、信頼度がまだ高くないことがデメリットとなるでしょう。

とはいえ、美容外科などの医療機関ではすでにLEDによるニキビ治療を導入しているところもあります。
ただしこの場合は美容目的となるため保険適用外となり、治療費が若干かさんでしまうといった事実も無視できません。
費用の相場については、1回の施術で3,000円~5,000円程度ですが、1回で出る効果が既存の治療法よりも緩やかであるとされています。
そのため、通院回数が多くなることを考えると、交通費などを含めてコストがかかると予想できます。

もしLEDのニキビ治療を受けたいということであれば、このような点を考慮して決めるようにしましょう。

一方で、LEDの光にニキビへの効果があることはある程度は認められています。
それでは、LEDの光の種類ごとに期待できる効果を見ていきましょう。

赤色LEDとニキビ

LEDのなかで赤色の光を発するものには、細胞の働きを活性化させる作用があると言われています。
たとえば、赤色LEDは細胞中のミトコンドリアに働きかけることができ、細胞を元気にして生まれ変わりを促進させるとのことです。
細胞が活性化すれば、皮膚のターンオーバーも活発になってニキビの改善を促すことが期待できます。
さらに、免疫細胞の働きが向上するという見解もあり、これによって赤く炎症を起こしたニキビや赤く残ったニキビ跡にも効果が見込めるとされているのです。

ただし、赤色LEDの効果には不明瞭な点もあり、また効果も緩やかであることから、単独の使用ではなくほかの治療の補助として用いられています。
さらに、ニキビの原因を根絶するものではなく、あくまで対症療法となることは覚えておきましょう。

青色LEDとニキビ

青色LEDに関しては、ニキビの原因となるアクネ菌に作用することがわかっています。
これに関しても詳しい仕組みは明らかではありませんが、アクネ菌が含むポルフィリンと呼ばれる物質には、青色LEDの光を受けて活性酸素を作り出す性質があるとのこと。
つまり、ポルフィリンによって生成された活性酸素の影響で、アクネ菌が自滅すると考えられています。

この効果を最大限に生かすことができれば、アクネ菌は死滅し、ニキビの緩和・予防が期待できるでしょう。
さらに青色LEDは、過剰な皮脂分泌をコントロールする効果もあるとされています。
そのため、ニキビの原因となりうる皮脂を抑えるよう、肌質に働きかけることも不可能ではありません。

こうした青色LEDの作用を治療のメインとし、さらに赤色LEDの細胞活性化作用を組み合わせれば、一定の効果が得られると考えられています。

その他、LEDには黄色や白色といった種類もありますが、今回はなかでも比較的効果があるとされる2種類を紹介しました。
実際にLEDによるニキビ治療を導入している医療機関では、患者さんのニキビの状態に合わせて組み合わせを変えながら治療を行っているようです。

現段階では、LEDのみで改善を目指すのではなく、既存の治療法と組み合わせて効果を高めるケースがほとんど。
しかしこれから先、LEDの効果がどんどん立証され実用化が進めば、ニキビ治療にもより広く活用される日が来るのかもしれません。