ニキビについて

そもそもニキビはどうしてできるの?私に合った対策方法って何?
一言に「ニキビ」といっても、原因や種類は様々。
ここではニキビに関するコラムをご紹介します。
ニキビについて学ぶことで自分に合った適切な予防法を知り、美肌をめざしましょう。

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ニキビは遺伝なのか

ニキビは誰にでもできる可能性がありますが、ニキビができやすい人とそうではない人がいることも確かです。もしかすると親から「自分も昔はできやすい肌質だった」と聞いたことがあるかもしれません。実際に、ニキビは肌質の遺伝よってできやすくなるのでしょうか。

肌質の遺伝

ニキビができる原因には、その人それぞれの肌質も大きく関わるでしょう。そしてその肌質は、親から受け継いだ遺伝である可能性が高いです。

ではまず、ニキビになりやすい肌質について見ていきましょう。

ターンオーバー周期が遅い

肌のターンオーバーは通常、20代であればだいたい28日周期で行われるといいます。ただしこの周期には個人差があり、28日より早い人もいれば遅い人もいるでしょう。

その中で、ターンオーバー周期が遅めの人は、角質がダメージを受けてもなかなかはがれ落ちず、皮脂と一緒に古い角質が毛穴にたまりやすい傾向にあります。また肌のバリア機能も保ちにくくなるため、わずかな刺激に反応してしまいニキビの原因を作りやすいのです。

毛穴のタイプ

毛穴とひとくちにいっても、そのタイプは人それぞれといえます。たとえば、毛穴が小さい人や大きい人、皮脂分泌が多い人や少ない人などです。

まず毛穴が小さい人は皮脂や角質が詰まりやすく、ニキビもできやすくなるでしょう。逆に毛穴が大きい場合は、皮脂や角質はスムーズに落ちていくため、ニキビができにくいとされるのです。

ちなみに、生まれつきではなく毛穴が目立って見えるときは、肌が乾燥してハリを保てないためにたるんだ状態であると考えられます。

また、皮脂分泌が多いことや少ないことは肌質に影響するところが大きく、これも遺伝が原因のひとつかもしれません。そして、皮脂分泌が多い人は角質と混ざって毛穴に詰まる確率が高くなります。

ただし、皮脂分泌に関しては遺伝以外にも左右されるところが大きいため、別の原因も考えるのがいいでしょう。

ニキビは肌質の遺伝が100%ではない

このように生まれ持った肌質や毛穴のタイプによって、ニキビができやすくなる傾向にある方はいます。

ニキビが出来る理由は他にある

ニキビの原因のすべてが遺伝というわけではありません。ニキビができやすい人は、生まれつきの肌質や毛穴のタイプに加えてさらにニキビの原因になりうる要素を持っていると考えられるのです。

ここからは、遺伝以外のニキビの原因について紹介します。

生活習慣の乱れ

たとえば食生活ひとつ取っても、脂質の多い食事を摂り続けていると皮脂分泌は多くなります。これは生まれ持った体質とは関係なく、食生活の影響によるものです。

また、肌の健康を保つために必要なタンパク質やビタミン、ミネラルをきちんと食事で摂れていないと、肌のターンオーバーを乱して角質が毛穴にたまりやすくなります。

肌のターンオーバーなど代謝活動の衰えは、体全体の代謝の低下とも関係していると考えられます。そのため、睡眠不足や運動不足で代謝が鈍っている場合、血液循環・老廃物の排出がうまく行われず、肌の健康を損ねる可能性があるのです。

ストレス

日常的にストレスを受け続けていると、脳の伝達によって副腎皮質ホルモンのひとつ・コルチゾールが分泌され、体をストレスから守ろうとします。そしてこのとき、同時に男性ホルモンのアンドロゲンも分泌されてしまうのです。

アンドロゲンは皮脂分泌を促す作用や体毛に関係する作用を持つもの。アンドロゲン受容体はフェイスライン、つまり男性であればヒゲが生える部分に多いとされ、これがフェイスラインのニキビを作ってしまう原因ともいわれています。

ストレス解消や生活習慣の見直しがカギ

以上のような点から、ニキビの原因は生活習慣やストレスによるところも大きいとわかります。ストレスを完全に避けることは難しいですができるだけためないようにすること、そして生活習慣を見直して規則正しく過ごすことがニキビ対策・予防になるでしょう。

生活習慣は親に似る?

生活習慣の見直しがニキビ対策や予防になるとはいうものの、習慣とは長い人生の中で培われたものです。そこには、少なからず親や祖父母などの家族の影響も考えられるでしょう。

たとえば、家族が夜遅くまで起きている生活をしていると、自分もそれにならってしまうかもしれず、また家族全員に運動する習慣がないと、自分もあまり運動をしようとは考えないかもしれません。

さらに、脂質の多い食事ばかりが食卓に並ぶ家庭では、それを食べるうちに自分も脂質を好むタイプになる可能性があるでしょう。これらの生活習慣は、いずれも代謝活動を弱めたり過剰な皮脂分泌を促したりするものです。

このように、親などの家族の生活習慣を色濃く受け継いだことがニキビの原因となっている場合、生物学的な遺伝ではないものの後天的な遺伝といえるかもしれません。

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