ニキビについて

そもそもニキビはどうしてできるの?私に合った対策方法って何?
一言に「ニキビ」といっても、原因や種類は様々。
ここではニキビに関するコラムをご紹介します。
ニキビについて学ぶことで自分に合った適切な予防法を知り、美肌をめざしましょう。

ニキビコラム一覧

ニキビの原因「アクネ菌」ってなに?

きれいな肌に憧れる方にとって、気をつけていてもできてしまうニキビは悩ましいものです。
そんな悩みの種であるニキビの原因 のひとつに、 アクネ菌の増殖が あげられます 。
では、アクネ菌によってニキビが悪化するメカニズムとはどのようなものでしょうか。
今回は、アクネ菌の増殖を抑えるための対策を含めて紹介していきます。

ニキビの進行とアクネ菌

ニキビ は、皮脂や角質、老廃物などが毛穴に詰まることが大元の原因だと 考えられています。
これらの汚れが毛穴にたまり皮膚を押して盛り上がった状態が、初期のニキビである「白ニキビ」です。そして、そこに アクネ菌が増殖することで 、 ニキビ が悪化して しまうといわれています 。

空気がない状態で増殖する性質を持つアクネ菌は、閉じられた毛穴の中で増殖を続けてしまうのです。

こうしてアクネ菌が増殖すると、さらにニキビの症状は進行していきます。
それは、アクネ菌が増殖した周囲に炎症を起こす性質も持っているためです。
その結果、赤く腫れあがったニキビができて治りにくい状態となってしまいます。

これがいわゆる「赤ニキビ」と呼ばれるもので、赤ニキビを放置すると膿がたまり、その膿や炎症が肌の組織を壊してしまい、さらに悪化が進みます 。
そこまで悪化してしまうと、 ニキビが治ってからもクレーターのようなニキビ跡が残 ってしまう場合もあります。

アクネ菌とは何なのか

では、具体的にアクネ菌とはどのような細菌なのか、詳しく説明します。

皮膚に常在する細菌

アクネ菌は感染などによって増殖するものではなく、私たちの肌に常にある皮膚常在菌です。
もともと皮膚には、表皮ブドウ球菌などおよそ1兆個近くの常在菌が存在するといわれ、アクネ菌もそのひとつなのです。

アクネ菌は 健康な皮膚環境においては、 皮脂を分解し 肌を弱酸性の状態にキープしてアルカリ性環境になるのを防 ぎ、肌を守ることもあります 。

たとえば、異常増殖によって皮膚炎症の原因となる黄色ブドウ球菌は、アルカリ性の環境で活性化します が、

アクネ菌の働きによりアルカリ性環境を弱酸性環境に導くことで、黄色ブドウ球菌の増殖を防げるのです。

善玉と悪玉が存在する
実はアクネ菌とは、ひとつの菌を指すものではありません。いくつか種類に分けられ、 肌を健康に保つ善玉菌と、ニキビを悪化させる悪玉菌が存在しています。

アクネ菌の特徴と対策

皮膚の常在菌のなかで、アクネ菌が持つ特徴は、主に以下のようなものです。

酸素のないところで増殖する

アクネ菌は、通性嫌気性菌と呼ばれる細菌の一種です。
これは、酸素のないところで活性化し、増殖する性質を持つ細菌のことを指します。

ニキビのもととなる毛穴の詰まりが起こったとき、毛穴に酸素が入り込むことができない密閉状態となるため 、そこでアクネ菌の増殖が始まってしまうのです。

皮脂を好む

アクネ菌が栄養源とするものは、肌から分泌される皮脂です。
そのため、毛穴に皮脂などが詰まった状態はアクネ菌の温床となり、増殖を促進させる原因になるのです。

増殖によって炎症を起こす

アクネ菌が毛穴の中で増殖すると、リパーゼと呼ばれる酵素を産生します。
そして、リパーゼは皮脂を分解して遊離脂肪酸を生成します。
生成された遊離脂肪酸は、酸化して過酸化脂質になると周囲の皮膚組織に影響を与えて炎症を起こすもととなるため、その結果、膿を持った赤ニキビができてしまうのです。

以上が、アクネ菌が持つ主な特徴です。 では、アクネ菌の増殖を抑えてニキビを防ぐ対策方法はあるのでしょうか。

アクネ菌は皮膚常在菌であり、くまなく殺菌してしまうとかえって肌の健康を崩してしまう可能性があります。
そのため、アクネ菌とうまく付き合う方法を見出すのが得策といえるでしょう。 以下では、アクネ菌の増殖を抑える主な方法をあげていきます。

酸化を抑える

遊離脂肪酸が酸化して過酸化脂質になると肌に炎症を起こしてしまうため、遊離脂肪酸の酸化を防ぐことが有効だと考えられます。

酸化を抑える作用がある栄養素には、ビタミンCやEなどがあります。 これらの栄養素を化粧水などにそのまま配合したとしても、浸透性が乏しく肌に染み込んでいくことができないため、より浸透しやすく加工された誘導体を配合した化粧水を用いると比較的効果が期待できるでしょう。

ニキビができやすい人におすすめのクレンジング
クレンジング剤には、オイルやジェル、ミルクなどいくつかのタイプがあります。 ニキビができやすい人は、ジェルやミルクタイプなどのクレンジング剤を選ぶとよいでしょう。